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怠け者にならず [ヘブライ人への手紙]

たとえ、人々がひとたび光に照らされて天の賜物を味わい、聖霊にあずかり、
神の善い言葉と、来るべき代の力とを味わっても、
堕落してしまえば、その人々を悔い改めさせることは不可能です。
彼らは自分で、神の子をまたもや十字架につけてさらしものにしているからです。
大地は、しばしば降る雨を吸い込んで、耕す人々のために役立つ作物を作り出せば、
神に祝福されたものとなります。
しかし、茨(いばら)や薊(あざみ)を生えさせれば、それは価値のないものとなり、
やがて、呪われ、ついには焼かれてしまいます。

愛するみなさん、このように話していても、わたしたちは、あなた方が、救いに入るため、
より善い状態にあると確信しています。
神は不正な方ではありませんから、あなた方の働きや、あなた方がかつて聖なる人々に仕え、
今もなお仕えることによって、神の名のために示したその愛をお忘れになることはありません。
わたしたちは、あなた方一人ひとりがみな、その希望を完全に実現するために、
同じ熱意を最後まで示すことを切望してやみません。
それは、あなた方が怠け者にならず、信仰と忍耐によって、約束のものを受け継ぐ人々に
倣う者となるためです。

ヘブライ人への手紙 6章4-12節


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