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良心に焼き印を押された、偽りを語る人々 [テモテへの第一の手紙]

霊が明らかに告げています。終わりの時になると、ある人々は、
惑わす霊と、悪霊どもの教えに心を奪われて、
信仰を捨てることになるでしょう。

この人々は、良心に焼き印を押された、偽りを語る人々の偽善に
惑わされたのです。

テモテへの第一の手紙 4章1-2節

「良心に焼き印を押された」という表現は英語で seared conscience とよく表現される。
ギリシャ語はκαυτηριάζωで英語のcauterizeの原語だ。
傷口を火で焼いて止血したり殺菌したりする昔の治療行為だが、当然皮膚は火傷し、
神経は傷つけられ、感覚がなくなる。

偽りを語る人々は良心がそういう状態になっているとこの書簡の著者は指摘する。

子供の心はピュアで、しばしば良心が顕著に現れる。
知り合いの女性が教えてくれた心温まる話だが、
自分の幼い娘がみかんを食べ過ぎるので
みかんにかわいい顔をマジックペンで書いたら食べられなくなったらしい。

成長してぼくらはこの繊細な心を焼き焦がしてしまうことがある。
感覚が麻痺してしまっているときがある。
もちろん、大人として臨機応変、柔軟な行動は必要とされるが、
良心の声が聞こえなくなるのは恐ろしいことだ。

「あなた方によく言っておく。幼子のように神の国を受け入れる者でなければ、
決してそこに入ることはできない」。(ルカによる福音書18章17節)

「あなた方によく言っておく。心を入れ替えて幼子のようにならなければ、
決して天の国には入れない。」(マタイによる福音書18章3節)

従順な幼子のように・・・



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